健康経営関連市場の動向調査 2026
―従業員の健康・安全衛生・組織活性・ワークライフバランスとコラボヘルス市場を俯瞰―
- 健康経営関連市場を4分野、6領域に整理し、合計55種類のサービス等について概況、参入事業者、2025-2035年の市場規模を調査
- 健康経営関連市場は、2025年に1兆4,712億円となり、2035年には、1兆9,764億円規模に成長すると予測(2025年比134%)
- 企業アンケートを実施し、各領域の具体的な施策実施状況、注力分野、予算方向性等を取りまとめ、過去約10年の推移を整理・分析
近年、従業員等の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践する「健康経営」は、従業員の健康保持・増進にとどまらず、生産性や従業員エンゲージメントの向上、組織の活性化、人材の確保・定着、さらには企業価値の向上につながる取組みとして、その重要性が一層高まっています。少子高齢化や労働力人口の減少が進むなか、健康経営は人的資本の価値を高め、持続的な企業経営を支える取組みの一つとして広く認識されるようになっています。
政策面では、経済産業省を中心に、健康経営銘柄や健康経営優良法人認定制度などを通じて、企業による健康経営の普及・推進が図られています。健康経営優良法人2026では、大規模法人部門3,765法人、中小規模法人部門23,085法人が認定されるなど、健康経営は幅広い企業へと浸透しています。(法人数は2026年3月9日時点) また、企業の従業員健康管理や就労支援を取り巻く法制度も大きく変化しています。2025年には改正育児・介護休業法が段階的に施行され、育児期の柔軟な働き方や介護離職防止に向けた両立支援が強化されたほか、職場における熱中症対策の体制整備等が義務化されました。さらに、2026年4月には高年齢労働者の特性に配慮した職場環境の改善等を求める「高年齢者の労働災害防止のための指針(エイジフレンドリー指針)」が適用され、2028年4月からは労働者数50人未満の事業場についてもストレスチェックの実施が義務化されます。
こうした相次ぐ法改正・制度整備を背景に、企業には従業員の心身の健康、安全、育児・介護との両立、高齢期の就業など、多様な課題への対応がこれまで以上に求められています。
本調査では、健康経営を取り巻く6つの領域(①「従業員の健康管理領域」、②「労働管理・安全衛生領域」、③「保険者とのコラボヘルス領域」、④「企業主体の健康施策領域」、⑤「職場環境改善・組織活性化領域」、⑥「ワークライフバランス領域」)を健康経営関連市場と定義し、各市場概況、サービス事業者の動向をまとめて健康経営関連市場の全体像を俯瞰することを目的とします。 また、企業等へのアンケート調査を通じて、産業保健ならびに健康投資への取組み状況、健康投資に期待する成果、今後の健康投資の方向性などを把握し、企業ニーズと関連サービスの方向性、今後の健康経営関連市場を展望します。
| 商品管理番号 | Z04007054 |
|---|---|
| 発刊日 | 2026-8-31 |
| 体裁 | A4 / 382ページ |
| 発行 | 株式会社シード・プランニング |
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調査対象・調査方法
- 健康経営関連市場:4分野、6領域に整理し、主な支援サービス38分類(合計55種類)を対象とした
- アンケート調査:従業員規模50人以上の企業等に属し、従業員の健康管理業務務や労働衛生、福利厚生サービスの導入・管理に関与する主任職以上の人事労務・総務・経営企画部門、経営層500名の回答を集計
- Web アンケート調査、文献調査、公開情報収集、既存情報整理 ※必要に応じてヒアリングを実施
目次
はじめに
調査概要
第1章 総括・市場規模予測
1.健康経営関連市場の定義
2.総括
3.アンケート調査結果の要約
3-1.回答者の属性
3-2.産業医の状況
3-3.従業員の法定健診実施状況
3-4.メンタルヘルス対策の取組み
3-5.健康投資の取組み
4.市場規模
4-1.健康経営関連市場規模
4-2.法令遵守・リスクマネジメント
4-3.従業員の健康保持・増進・予防
4-4.職場環境改善・組織活性化領域
4-5.ワークライフバランス領域
4-6.健康経営関連市場の展望
第2章 企業・被用者保険の市場概況
1.企業の産業保健・健康経営の動向
1-1.企業の概況と産業保健の現状
1-2.2020 年以降の従業員の健康・安全に係る主な政策動向
1-3.健康経営に係わる行政動向と健康経営優良法人の取組み
1-4.企業の福利厚生費の動向
2.保険者のデータヘルス・保健事業の動向
2-1.保険者の概況と政策動向
2-2.データヘルス・保健事業の取組み
第3章 健康経営関連市場の動向
1.従業員の健康管理領域
1-1.産業医関連業務
1-2.法定健診
1-3.法人向け健康管理システム
1-4.ストレスチェック/EAPサービス
1-5.女性の健康支援サービス
1-6.法人向けオンライン診療サービス
2.労務管理・安全衛生領域
2-1.勤怠管理システム
2-2.感染症対策
2-3.熱中症対策
2-4.法人向けSAS検診等
2-5.高年齢労働者支援
3.保険者とのコラボヘルス領域(従業員の健康保持・増進・予防)
3-1.健康・医療データ分析
3-2.特定健診
3-3.人間ドック・各種検診
3-4.健診事務代行
3-5.歯科健診・歯科保健指導
3-6.郵送検査
3-7.特定保健指導
3-8.保健指導・重症化予防
3-9.禁煙支援
3-10.PHR・健康ポイント
3-11.健康・医療相談
3-12.健康情報・コンテンツ提供
3-13.身体不調・不定愁訴支援
4.企業主体の健康施策領域(従業員の健康保持・増進・予防)
4-1.健康経営コンサルティング
4-2.健康に配慮した食事(社員食堂・弁当)
4-3.運動支援
4-4.睡眠支援
5.職場環境改善・組織活性化領域
5-1.組織サーベイ・組織改善コンサルティング
5-2.ピアボーナス・サンクスカード
5-3.オフィス惣菜・オフィスコンビニ
5-4.オフィス菓子・オフィスコーヒー
6.ワークライフバランス領域
6-1.福利厚生代行サービス・保養所等
6-2.食事補助DX
6-3.社内コミュニケーションツール
6-4.育児支援
6-5.介護支援
第4章 アンケート調査結果
1.調査対象の属性
1-1.従業員規模
1-2.業種
1-3.加入している健康保険
1-4.本社所在地
1-5.回答者の所属部門
1-6.回答者の役職
1-7.回答者の主な業務内容
1-8.在宅勤務の実施状況
1-9.健康経営関連で取得している認定制度
1-10.健康投資の年間費用
2.産業医の状況
2-1.産業医の選任状況
2-2.産業医との契約形態
2-3.(クロス集計)産業医の選任状況
2-4.(クロス集計)産業医との契約形態<専属産業医>
2-5.(クロス集計)産業医との契約形態<嘱託産業医>
2-6.産業医が主に係わる業務内容
2-7.(クロス集計)産業医が主に係わる業務内容
2-8.産業医に積極的な関与を求めたい業務内容<総合>
2-9.産業医に積極的な関与を求めたい業務内容<1位>
2-10.(クロス集計)産業医に積極的な関与を求めたい業務内容<1位>
2-11.産業医に積極的な関与を求めたい業務内容<2位>
2-12.(クロス集計)産業医に積極的な関与を求めたい業務内容<2位>
2-13.産業医に積極的な関与を求めたい業務内容<3位>
2-14.(クロス集計)産業医に積極的な関与を求めたい業務内容<3位>
3.従業員の健康管理実施状況
3-1.法定健診の実施体制
3-2.(クロス集計)法定健診の実施体制
3-3.法定健診業務の主な実施者
3-4.(クロス集計)法定健診業務の主な実施者
3-5.法定健診業務の課題
3-6.(クロス集計)法定健診業務の課題
3-7.健診結果デ-タ管理状況
3-8.(クロス集計)健診結果デ-タ管理状況
3-9.健診結果管理システムの導入状況
3-10.(クロス集計)健診結果管理システムの導入状況
3-11.健診結果管理システムの導入意向
3-12.(クロス集計)健診結果管理システムの導入意向
3-13.健診結果デ-タ管理の課題
3-14.(クロス集計)健診結果デ-タ管理の課題
3-15.健診結果デ-タの分析状況
3-16.(クロス集計)健診結果デ-タの分析状況
3-17.健診結果と合せて分析しているデ-タの状況
3-18.(クロス集計)健診結果と合せて分析しているデ-タの状況
3-19.デ-タ分析結果の活用状況
3-20.(クロス集計)デ-タ分析結果の活用状況
3-21.健診結果デ-タ分析の課題
3-22.(クロス集計)健診結果デ-タ分析の課題
4.ストレスチェック制度・メンタルヘルス対策の取組み
4-1.ストレスチェック制度の実施方針
4-2.(クロス集計)ストレスチェック制度の実施方針
4-3.ストレスチェック制度の実施主体
4-4.(クロス集計)ストレスチェック制度の実施主体
4-5.ストレスチェック制度の実施手段
4-6.(クロス集計)ストレスチェック制度の実施手段
4-7.集団分析結果の活用状況
4-8.(クロス集計)集団分析結果の活用状況
4-9.ストレスチェック制度の効果
4-10.(クロス集計)ストレスチェック制度の効果
4-11.ストレスチェックの実施費用
4-12.(クロス集計)ストレスチェックの実施費用
4-13.ストレスチェック制度の課題
4-14.(クロス集計)ストレスチェック制度の課題
4-15.実施しているメンタルヘルス対策と主な実施主体
4-16.(クロス集計)実施しているメンタルヘルス対策と主な実施主体
4-17.メンタルヘルス対策で費用・労力を掛けたい領域<総合>
4-18.メンタルヘルス対策で費用・労力を掛けたい領域<1位>
4-19.(クロス集計)メンタルヘルス対策で費用・労力を掛けたい領域<1位>
4-20.メンタルヘルス対策で費用・労力を掛けたい領域<2位>
4-21.(クロス集計)メンタルヘルス対策で費用・労力を掛けたい領域<2位>
4-22.メンタルヘルス対策で費用・労力を掛けたい領域<3位>
4-23.(クロス集計)メンタルヘルス対策で費用・労力を掛けたい領域<3位>
5.健康投資の取組み
5-1.健康投資の取組み状況
5-2.(クロス集計)健康投資の取組み状況
5-3.健康投資施策の取組み ①従業員の健康・安全配慮
5-4.(クロス集計)健康投資施策の取組み ①従業員の健康・安全配慮
5-5.健康投資施策の取組み ②従業員の健康増進
5-6.(クロス集計)健康投資施策の取組み ②従業員の健康増進
5-7.健康投資施策の取組み ③職場環境改善・組織の活性化
5-8.(クロス集計)健康投資施策の取組み ③職場環境改善・組織の活性化
5-9.健康投資施策の取組み ④ワ-クライフバランス
5-10.(クロス集計)健康投資施策の取組み ④ワ-クライフバランス
5-11.年間の健康管理施策における外部委託費用
5-12.(クロス集計)年間の健康管理施策における外部委託費用
6.健康投資の課題と今後の方向性
6-1.健康投資の取組みで期待する成果<総合>
6-2.健康投資の取組みで期待する成果<1位>
6-3.(クロス集計)健康投資の取組みで期待する成果<1位>
6-4.健康投資の取組みで期待する成果<2位>
6-5.(クロス集計)健康投資の取組みで期待する成果<2位>
6-6.健康投資の取組みで期待する成果<3位>
6-7.(クロス集計)健康投資の取組みで期待する成果<3位>
6-8.健康投資を可視化するデ-タ
6-9.(クロス集計)健康投資を可視化するデ-タ
6-10.人的資本経営における情報開示
6-11.(クロス集計)人的資本経営における情報開示
6-12.健康投資に掛ける予算の方向性 ①従業員の健康・安全配慮
6-13.(クロス集計)健康投資に掛ける予算の方向性 ①従業員の健康・安全配慮
6-14.健康投資に掛ける予算の方向性 ②従業員の健康増進
6-15.(クロス集計)健康投資に掛ける予算の方向性 ②従業員の健康増進
6-16.健康投資に掛ける予算の方向性 ③職場環境改善・組織の活性化
6-17.(クロス集計)健康投資に掛ける予算の方向性 ③職場環境改善・組織の活性化
6-18.健康投資に掛ける予算の方向性 ④ワ-クライフバランス
6-19.(クロス集計)健康投資に掛ける予算の方向性 ④ワ-クライフバランス
6-20.今後の健康投資の取組み方針
6-21.(クロス集計)今後の健康投資の取組み方針