2005年版 デジタルキオスク端末の最新普及状況とメーカー戦略 シード・プランニング オンラインショップ

• デジタルキオスク端末の撤退企業の撤退理由は、業界構造は
• デジタルキオスクにおける有望コンテンツは何か
• デジタルキオスク端末に最適な小型メモリーの種類は

デジタルキオスク(デジタルキヨスク)業界は大きな変化が訪れています。当初、音楽配信サービスが立ち上がり始めた1990年代後半からレコードショップやコンビニエンスストアでのデジタルキオスクが注目されました。しかし、現在はビジネスの展開は少なく、コンビニではチケット販売とATMが注目されています。

当社では2001年6月、2003年6月にデジタルキオスク端末の市場動向、ユーザー動向を中心に調査を行い、調査資料を発刊してきました。その後1年半を経て、デジタルキオスクの業界は大きく様変わりを始めています。

セブン-イレブンが大半のサービスに対応している多機能型からコンテンツ配信とデジカメプリント型の複合型へビジネスモデルを移行しています。また、デジタルカメラのプリント受付を行うデジカメプリント型や、コンビニエンスストアのコンビニATMが増加しています。一方、当初期待されたコンテンツ配信の中で音楽配信は大きな伸びはありませんでした。実際はチケットの売上やコンビニでの収納代行の金額が大きく伸びています。

本レポートはデジタルキオスクシリーズの第3弾で、デジタルキオスク端末のハード、コンテンツを中心に市場動向、製品動向、メーカー戦略を分析します。また今後のデジタルキオスクの普及予測を行います。