- ホーム
- その他のエレクトロニクス・IT関連
- IT・インターネット・デジタルコンテンツ
- 2018年版 世界のITヘルスケア市場注目ビジネス事例研究
市場調査レポート
2018年版 世界のITヘルスケア市場注目ビジネス事例研究
- GAFA vs. BAT: 時代はDigital Healthcare Transformation へ -
発刊日 | 2018-11-27 |
---|---|
体裁 | A4オールカラー / 125ページ |
発行 | 株式会社シード・プランニング |
備考 | ※書籍版はご発注後に印刷するため、5営業日以内に発送いたします。 |
販売価格 |
|
- 2018年。時代はいよいよデジタル・ヘルスケアによる変革期を迎えた。
- 米国GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)、中国 BAT(百度、アリババ、テンセント)など、ビッグIT 企業はどのように医 療分野の課題に取り組み、医療を変えようとしているのか?
- 人工知能技術の発展に伴う「AI の民主化」は、医療・健康分野でどの ように進んでいるのか?注目スタートアップ企業のビジネスモデルと は?
2018 年1月、Amazon、JP Morgan Chase, Berkshire Hathaway は、3 社の米国従業員向けに健康管理会社を設立すると発表。その場でBerkshire Hathaway のCEO、ウォーレン・バフェット氏は以下のように述べました。
「ヘルスケアコストの際限ない膨張はアメリカ経済に対して貪欲な寄生虫のような影響を与えている」
「われわれの従業員と家族に優れたヘルスケア・サービスを提供し、ひいては米国全体に利益を与えたい」
EC及びクラウド事業を主たる業務とするAmazon、銀行持株会社のJP Morgan Chase、投資会社のBerkshire Hathaway という異色の組み合わせが目指すのは、米国のヘルスケアに巣食う「寄生虫」を抜本的に改革しようとする意思表明です。3社の事業内容とAmazon 社が処方薬インターネット販売企業を買収し、米国全州での医薬品通販が可能になったことなどを考慮すると、いずれAmazon が中心となり、医薬品の価格交渉から医療保険、請求処理、流通、販売までを垂直に統合した、中間コストのない合理的なエコシステムが構築され医薬品のコスト削減を狙うのではないかと推測されます。
Amazon 社が米国の医療課題を構造的に解決しようとしているのに対し、Apple 社は患者自らが主体的に慢性疾患を管理することをサポートし、医療費削減を目指します。
Apple 社では、電子保健医療情報の相互運用性に関わる標準規格FHIA に準拠したアプリ“Health
Records”を2018 年6 月にローンチ。このおかげで複数の医療機関や検査機関からの医療記録が安全にiPhone に送られてくるようになり、患者自身が自分の健康・医療情報をiPhone に集約し、疾病管理ができるようになりました。また、2018 年9 月に発売されたApple Watch 4 には、FDA が医療機器として承認した心電図(ECG)アプリや、心拍数に異常が現れたときに通知するHeart Rate Alert アプリを搭載。Apple Watch 4 を身に着けることによる不整脈や心房細動の早期発見、予防、医療費削減効果が期待されています。
一方、Google 社は、ヘルスケア業界のクラウド移行を支援し、Google Cloud 上でAI 機能を備えた分析ツールや情報共有ツールを提供することで、医療の効率化、質の向上を目指しています。
本レポートは、上記のような大手IT 企業の最新動向とともに、まだ日本であまり知られていない医療・健康分野注目企業のビジネスモデルを紹介します。
ヘルスケア、IT、ライフサイエンス分野での関連企業様、新規参入を検討されている企業様にぜひお読みいただきたいレポートです。

株式会社シード・プランニング
〒113-0034 東京都文京区湯島3-19-11
湯島ファーストビル 4F
【TEL】 03-3835-9211(代)
【FAX】03-3831-0495