市場調査レポート
緑内障診断・治療機器の製品・技術動向と臨床ニーズの方向性
発刊日 | 2024-09-20 |
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体裁 | A4 / 59ページ |
発行 | 株式会社シード・プランニング |
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- 緑内障診療で使用する医療機器・技術の最新動向
- 緑内障診療の各プロセスにおける臨床課題を整理、今後の眼科医療機器・技術に対する専門医のニーズと期待を整理
- AI診断支援システム、眼科専用電子カルテ・PACS、健診・スクリーニング向けアプリ等、ICT・AI製品・技術に対するニーズも多数掲載
緑内障は、2017年度の厚生労働省の研究報告書によると、日本における中途失明原因の第1位の疾患とされており、2000~2002年に実施された疫学調査、通称 多治見スタディでは、緑内障患者数は400万人と推計されています。また、同調査で、40歳以上の20人に1人、70歳以上の10人に1人の割合で緑内障が発症していると言われており、緑内障患者の9割は未発見・未治療だったことから、潜在患者数はさらに多数いることが示唆されています。緑内障による視神経障害は、年齢と共に進行し、非可逆的です。その上、早期や中期では自覚症状がなく障害が進行するため、早期発見と早期治療が鍵となります。
これまで緑内障は、眼圧が上昇することによって、視神経障害を引き起こすと理解されていましたが、上述の疫学調査によって、約7割が正常眼圧緑内障であることが明らかになりました。つまり、診断において眼圧の意義は高くなくなっており、早期発見のハードルは上がっています。
また、緑内障と診断されても、早期や中期では自覚症状があまりないために、点眼治療をやめてしまう患者が多いことも課題の一つです。さらに、緑内障は多因子疾患であるにも関わらず、最も効果的な治療法は、現在、眼圧下降療法のみです。
本書では、緑内障診断・治療機器の製品・技術動向を調査し、臨床現場を知る医師へのヒアリング調査から、今後の医療機器開発における課題や臨床ニーズを整理しました。
調査対象・調査方法
◆調査対象:
緑内障向け医療機器・技術/眼科専門医(6名)
◆調査方法:
公開情報の収集・整理、医師ヒアリング
◆調査項目:
緑内障の検査・診断・治療・早期発見に関わる医療機器や技術、ツールの開発動向、
臨床現場から見た課題やニーズ、今後注目される技術 …等
◆調査期間:
2024年4月~9月
目次
総括
第1章 緑内障とは
1. 緑内障の定義
2. 緑内障の分類
3. 緑内障の総患者数の推計データ
第2章 緑内障診療向け医療機器に関する製品・技術の動向
1. 緑内障の検査・診断機器・技術の動向
2. 緑内障の疾病管理や予防・早期発見を支援するアプリの動向
第3章 医師ヒアリング個票
1. 医師について
2. 検査における課題・ニーズ
3. 電子カルテにおける課題・ニーズ
4. 治療における課題・ニーズ
5. 早期発見における課題・ニーズ
6. 使用機器
第4章 国内の緑内障診療向け医療機器に関する臨床試験リスト
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