2004年版 医薬品開発戦略分析総合調査 第3巻 シード・プランニング オンラインショップ

• 医薬品開発戦略分析総合調査シリーズ(全4巻)の2001年版第3巻の改訂版です
• 研究開発動向に加え、ジェネリックについて売上高、製品数、営業体制などを詳しく調査
• ジェネリック(GE)企業の分析に役立つ各種データを巻頭にまとめました

本書は、20年間ご愛顧頂いております「医薬品開発戦略分析総合調査シリーズ(全4巻)」の2001年版第3巻の改訂版になります。 本書第3巻では、主にジェネリック医薬品(GE薬)の製造・販売を事業とする製薬企業47社の活動を独自の調査によりまとめました。

医療費の3割負担や医療費包括払制が進展するなか、GE薬使用促進策として2002年に一般名処方に対し処方箋料・調剤料の点数加算のインセンティブが導入されたこと、加えて国立病院へ数値目標のついた使用促進通達が出されました。国がジェネリックという言葉を使い始めて10年、溶出試験の実施、GEルールの廃止や205円ルールの廃止などGEメーカーにとって負担の大きい施策が続いてきただけに、初めて有効性のある施策に乗って攻勢に出ているところが増えています。

業績を大きく伸ばしつつある企業がある一方で、吸収合併されたり、企業販売権を譲渡して製造に特化する企業、大手総合商社の出資を受けた企業、廃業した企業さえ現れ、2極化が急速に進行しつつあります。2002〜03年にはガスター、メバロチン、リポバスなどの大型品のGE薬が上市され一度に20社以上が参入するなど競争は激化し、これを迎え撃つ先発メーカーも万全の体制で防衛策を講じており、「ジェネリック・ファーマ」として生き残れるかどうか、GEメーカーにとってこれからが正念場と言えます。