- ホーム
- メディカル・バイオ
- 医薬品・医薬品メーカー
- 処方箋様式変更後のジェネリック医薬品の処方実態と今後の方向性
市場調査レポート
処方箋様式変更後のジェネリック医薬品の処方実態と今後の方向性
―診療現場における処方状況・評価・今後の処方意向―
発刊日 | 2006-09-29 |
---|---|
体裁 | A4 / 200ページ |
発行 | 株式会社シード・プランニング |
備考 | ※ご発注後に印刷するため、5営業日以内に発送いたします。 |
販売価格 |
|
- 調査対象であるGE医薬品を処方している医師は、平均で患者の2割にGE医薬品を処方
- GE医薬品を処方する医師が勤める医療機関のうち、新処方箋に切りかえている施設は8割
- GE医薬品の院外処方における権限について、「医師が最終的に判断」と回答した医師が9割、「施設の方針があり医師は判断できない」と回答した医師は1割
2006年4月に処方箋様式が変更され、医師のサインがあれば代替調剤が行なえるようになりました。今回の変更によってGE医薬品が処方しやすくなり、また医師がサインをすればGE医薬品を処方した時と同様のインセンティブが付くため、今後GE医薬品の使用が促進されると考えられます。
実際に、4月の処方箋様式が変更されてから、大手GE医薬品メーカーは増収増益を達成したことを発表しています。その一方で、日本医師会がGE医薬品に関する緊急調査を行い、GE医薬品を問題視する医師の割合が高いという結果を受けて厚生労働省に要望を提出しようとしているなど、GE医薬品について懸念も表明されています。
今回の調査では、GE医薬品を処方している医師を対象として、処方箋様式変更後のGE医薬品の処方状況/代替調剤の認可状況を明らかにするとともに、処方に影響する要因、処方後の評価、代替調剤への評価などを明らかにします。これによって、今後どのようにGE医薬品の処方/代替調剤の認可が進むのかを予測し、先発医薬品メーカーにはGE医薬品対策の一助となる情報を、またGE医薬品メーカーにはGE医薬品を浸透させる一助となる情報を提供することを目的とします。
調査対象
■GE医薬品を処方している医師 220名
・診療科
循環器内科、消化器内科、糖尿病・代謝内科、呼吸器内科、
精神科、泌尿器科、皮膚科、整形外科
・診療形態
一般病院、国公立病院、国公立大学病院、私立大学病院、GP(一般内科)
調査方法
WEB調査
調査項目
- 1. 施設におけるGEの処方方針
-
- GEの処方方針
- GEの処方方針の変化
- 今後のGEの処方意向
- GEを処方する理由
- GEの処方における、医師の裁量権
- 調剤薬局のGE銘柄選択への関与
- 2. GEの採用基準
-
- GEに切りかえる先発品の選定基準
- GEの銘柄選定基準
- GEの採用決定者
- 3. 医師のGEの処方状況・処方方針
-
- GEの処方割合
- GEの処方状況の変化
- GEの処方に影響を与える要因
- 患者へのGEの説明状況
- GEを処方する理由
- GE処方後の評価
- 今後のGEの処方意向
- 4. 治療薬別 処方状況と今後の処方意向
- 5. 代替調剤について
- 6. 医薬品メーカーの営業活動について
目次
- I. 調査概要
- II. 要約
-
- ジェネリック医薬品の処方状況
- 1-1) 2006年4月以降のGE医薬品の処方状況
- 1-2) 処方箋様式の変更と代替調剤
- (1) 後発品への変更可のサイン(代替調剤の許可) の現状
- (2) フィードバック状況
- 1-3) 施設の処方/採用プロセス
- (1) 院外処方プロセス(N=186 院外処方をしている施設)
- (2) 院内処方・採用プロセス(N=182 院内処方をしている施設)
- 今後のジェネリック医薬品の採用・処方動向
- 2-1) ジェネリック医薬品の処方・採用動向
- (1) 医師のGE医薬品処方の今後
- (2) 施設のGE医薬品に関する方針
- 2-2) ジェネリック医薬品の促進要因
- (1) 外来患者
- (2) 入院患者
- 2-3) ジェネリック医薬品の課題
- 2-1) ジェネリック医薬品の処方・採用動向
- 治療薬別:ジェネリック医薬品の処方状況と今後の処方意向
- 3-1) 現在GE医薬品を処方している治療薬
- 3-2) 今後、GE医薬品に切りかえてもよい治療薬
- 3-3) GE医薬品に切りかえにくい治療薬
- 医薬品メーカーによる情報提供の現状と課題
- 4-1) ジェネリック医薬品メーカーの情報提供の現状と課題
- 4-2) 先発医薬品メーカーによるGE医薬品に関する情報提供の現状と課題
- (1) 現状と課題
- (2) 同一成分のGE医薬品について情報が求められる可能性
- ジェネリック医薬品の処方状況
- III. 調査結果
-
- 施設における治療薬の処方方法
- 施設におけるジェネリック医薬品の院外処方方針
- 2-1) 処方方法別 ジェネリック医薬品の院外処方方針
- (1) ジェネリック医薬品名処方 施設の方針
- (2) 代替調剤の許可(後発品への変更可のサイン) 施設の方針
- (3) 一般名処方 施設の方針
- 2-2) 新処方箋への切りかえ状況
- 2-3) ジェネリック医薬品の院外処方方針の変化【施設の方針】
- 2-4) 今後のジェネリック医薬品の院外処方方針【施設の方針】
- 2-5) ジェネリック医薬品の院外処方を認めている理由【施設の方針】
- 2-6) ジェネリック医薬品の院外処方における、医師の権限
- 2-7) 調剤薬局におけるジェネリック医薬品採用への関与
- 2-1) 処方方法別 ジェネリック医薬品の院外処方方針
- ジェネリック医薬品の採用方針
- 3-1) 施設におけるジェネリック医薬品の採用方針
- 3-2) 今後のジェネリック医薬品の採用方針
- 3-3) ジェネリック医薬品を採用する理由
- 3-4) ジェネリック医薬品と、同一成分の先発医薬品の採用状況
- (1) ジェネリック医薬品の採用後の、同一成分の先発医薬品の採用状況
- (2) ジェネリック医薬品の採用後も、同一成分の先発医薬品を採用する理由
- (3) ジェネリック医薬品の院内処方における、医師の権限
- ジェネリック医薬品の採用基準
- 4-1) ジェネリック医薬品に切りかえる先発品の選定基準
- 4-2) ジェネリック医薬品の採用における銘柄選定基準
- 4-3) ジェネリック医薬品の採用方法
- (1) ジェネリック医薬品の採用において最も影響力を持つ役職
- (2) ジェネリック医薬品の採用に関する、医師の影響力
- 医師のジェネリック医薬品の処方状況
- 5-1) 診療状況
- 5-2) 外来患者へのジェネリック医薬品の処方割合
- (1) ジェネリック医薬品の処方割合【外来患者】
- (2) 2006年4月以降のジェネリック医薬品の処方の変化【外来患者】
- (3) ジェネリック医薬品の処方に影響を与える要因【外来患者】
- (4) 今後のジェネリック医薬品の処方意向【外来患者】
- 5-3) 外来患者へのジェネリック医薬品の説明状況
- (1) 外来患者へのジェネリック医薬品の説明状況
- (2) ジェネリック医薬品の説明を受けた患者の反応
- (3) 患者からジェネリック医薬品を希望する割合
- 5-4) 入院患者へのジェネリック医薬品の処方状況
- (1) ジェネリック医薬品の処方割合【入院患者】
- (2) 2006年4月以降のジェネリック医薬品の処方の変化【入院患者】
- (3) ジェネリック医薬品の処方に影響を与える要因【入院患者】
- (4) 今後のジェネリック医薬品の処方意向【入院患者】
- (5) ジェネリック医薬品を処方する入院患者への説明
- 5-5) ジェネリック医薬品に関する院内掲示
- 5-6) 医師がジェネリック医薬品を処方する理由
- 5-7) ジェネリック医薬品を処方する際の問題点、不安な点
- 5-8) ジェネリック医薬品の処方後の評価
- (1) 有効性
- (2) 副作用
- 治療薬別 ジェネリック医薬品の処方状況
- 6-1) 現在ジェネリック医薬品を処方している治療薬
- 6-2) 今後ジェネリック医薬品に切りかえても良い治療薬
- 6-3) ジェネリック医薬品に切りかえ難い治療薬
- (1) ジェネリック医薬品に切りかえ難い治療薬の有無
- (2) ジェネリック医薬品に切りかえ難い治療薬名
- (3) ジェネリック医薬品に切りかえ難い理由
- 代替調剤について
- 7-1) 医師の代替調剤の許可(「後発品への変更可」のサイン) 状況
- 7-2) 代替調剤における問題点
- 7-3) 調剤薬局からのフィードバックの有無
- 医薬品メーカーの営業活動
- 8-1) 先発医薬品メーカーによる、ジェネリック医薬品を意識した営業活動の有無
- 8-2) 先発医薬品メーカーによる、ジェネリック医薬品を意識した営業活動の内容
- 8-3) ジェネリック医薬品メーカーによる情報提供
- (1) ジェネリック医薬品メーカーによる情報提供内容への評価
- (2) 副作用などの問題発生時におけるジェネリック医薬品メーカーの対応
- 8-4) ジェネリック医薬品メーカーに求める情報・対応
- IV. 参考資料
-
- 集計表の補足
- アンケート表
当ページに記載されている市場調査レポートに関するご意見やご質問などございましたら、お気軽にご相談・お申し付けください。
(在庫終了)お問い合わせフォームへ株式会社シード・プランニング
〒113-0034 東京都文京区湯島3-19-11
湯島ファーストビル 4F
【TEL】 03-3835-9211(代)
【FAX】03-3831-0495