過活動膀胱(OAB)治療薬の市場拡大に関する調査

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疾患別治療・治療薬（ドクター調査）
過活動膀胱(OAB)治療薬の市場拡大に関する調査

市場調査レポート

発刊日	2007-02-28
体裁	A4 / 260ページ
発行	株式会社シード・プランニング
備考	※ご発注後に印刷するため、5営業日以内に発送いたします。
販売価格	（在庫終了）お問い合わせフォームへ

ポイント

過活動膀胱の治療が普及するために必要な条件は
過活動膀胱はどのように診断されているか
現在の治療実態、治療薬の使い方は

近年、世界的に過活動膀胱への注目が高まり、治療薬の開発が進んでいます。日本排尿機能学会過活動膀胱診断ガイドライン作成委員会【編】『過活動膀胱診断ガイドライン』(2005年8月刊)の発行、「ベシケア」、「デトルシトール」(06年6月)の上市が続き、過活動膀胱治療の環境が整い、潜在患者が顕在化してくると考えられます。

しかし、現段階では「過活動膀胱」の概念はまだ十分一般医にまで普及していない、どの医師もが治療に関心をもっているというわけではない、患者が受診しない、といった点もあり、過活動膀胱患者が顕在化し、同治療薬の市場が拡大するには、過活動膀胱治療に関心を持つ医師が増え、また、診断基準が普及する必要があると思われます。

本調査では、医師は過活動膀胱の治療にどのように関心を持ち、どのように診断・治療しているかを調べ、市場拡大にとっての要因を探りました。過活動膀胱治療の実態を把握し、マーケティング活動組み立てのための資料としてご活用ください。

調査方法

訪問面接調査(デプス調査)

調査対象

過活動膀胱を診ている医師

	病院勤務医	開業医	計
泌尿器科	3	3	6名
内科系	1	4	5名
産婦人科	2	3	5名
計	6	10	16名

(1) 診察患者数
1. 1.1. 診察患者数
  1. 1.1.1. 排尿障害診察患者数
  2. 1.1.2. 過活動膀胱患者・内訳
  3. 1.1.3. 原因別内訳
2. 1.2. 治療が必要な患者
3. 1.3. 受診している患者の特徴
4. 1.4. 患者の来院経緯
5. 1.5. 多い来院パターン
6. 1.6. 来院患者の知識度
7. 1.7. 過活動膀胱患者の増減
8. 1.8. 患者の情報源
9. 1.9. 患者の紹介元
10. 1.10. 患者の紹介先
(2) 過活動膀胱の概念と診断
1. 2.1. 参照するガイドライン
2. 2.2. 情報源
3. 2.3. 過活動膀胱の定義変更について
4. 2.4. 先生自身の定義
5. 2.5. 診断基準
6. 2.6. 切迫感の測定尺度
7. 2.7. 診断の流れ
8. 2.8. 実施する診断方法
9. 2.9. 定義変更による診断のやりやすさ
10. 2.10. 診断におけるICD10の問題
11. 2.11. 治療上の変化
12. 2.12. 過活動膀胱の治療目標
(3) 治療状況
1. 3.1.治療法別患者割合
  1. 3.2.1. 使うことがある製品
  2. 3.2.2. 使用量増加する製品
  3. 3.2.3. 減少・中止する製品
  4. 3.2.4. 今後使いはじめる製品
  5. 3.2.5. 今後使用中止する製品
  6. 3.2.6. 使用量が減る・やめる製品の理由
2. 3.3. 使用患者数
3. 3.4. 薬物療法開始基準
4. 3.5. 薬物療法使用の流れ
5. 3.6. 薬剤の投与期間
6. 3.7. 効果発現時期
7. 3.8. 無効率
(4) 治療薬の評価
1. 4.1. 治療薬の評価
2. 4.2. 抗コリン剤が使えない患者割合
3. 4.3. アンメットニーズ
(5) 開発薬
1. 5.1. 認知開発薬
2. 5.2. 開発薬への意見
3. 5.3. 今後必要な治療薬
(6) 過活動膀胱治療推進の課題
1. 6.1. 治療推進の動向
2. 6.2. 治療推進の必要性
3. 6.3. 治療推進のネック
4. 6.4. 治療推進の方法

V. 参考資料

頻尿・尿失禁などの治療実施病院

VI. 添付資料

調査票