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市場調査レポート

中国の医薬関連市場と医療行政の動向 2008

I011135

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発刊日 2008-07-01
体裁 A4 / 154ページ
発行 株式会社シード・プランニング
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ポイント
  • 中国最大・最高権威の医薬経済調査機関の調査報告から、今の医薬関連市場と業界の置かれている状況がマクロ・ミクロ両面からわかる!
  • 医薬品、医療機器、医薬原料など医薬関連市場がわかる!
  • 中国政府の今進めている医薬・医療政策が、専門知識なくわかる!

本レポートは、SFDA(中国国家食品薬品監督管理局)南方医薬経済研究所の調査研究データの独占翻訳編集権を株式会社シード・プランニングが取得し、弊社独自の調査データも加えて日本の読者向けに編集した資料です。

本レポートは、2007年発刊の「中国医薬品・医療機器市場予測」の後継品にあたりますが、大幅な内容の変更と充実を図ったことから、「中国の医薬関連市場と医療行政の動向」に改題いたしました。題名に掲げたとおり、市場データを充実し、次々と打ち出される医療改革の政策を分かりやすく、かつ生きた情報としてお届けします。

中国は、医薬工業総生産額が2007年6489億元(9兆7千億円)に達し、毎年二桁増を続けている魅力的な市場ですが、「世界標準」に近づくためにはまだ多くの課題が残されています。知的所有権、品質、贈収賄問題についてはここ数年取り組みが強化されました。現在の最も大きな課題は、国民皆保険への改革です。中国政府は、2007年に都市住民基本医療保険の実験的実施を開始、基盤整備のため医薬分業、基本薬の価格統一、承認制度の改訂、流通の簡素化、環境対策強化など様々な政策を推進しています。

※重要な言葉、中国独自の分類は、解説付きで中国語・日本語訳を併記しています。

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目次

※重要な言葉、中国独自の分類は、解説付きで中国語・日本語訳を併記しています。

I. 調査概要
用語の説明
II. 全体のまとめ
  1. 中国の医薬関連市場規模
  2. 分野別の特徴
  3. 2007年市場の特徴
  4. 市場秩序の改善と規範化進む
  5. 2007年に実施・公布された主な規範
  6. 全国民の医療保障制度確立に向けて
III. 中国の医薬関連市場の動向 2007年
  1. 医薬工業生産額 
    1. (1) 医薬工業総生産額は大幅な増加
    2. (2) 主な医薬産業の総生産額の増加率(2007年/2006年)
    3. (3) 生産販売効率(販売高/生産額の割合)
    4. (4) 地域別生産高
  2. 医薬工業総売上高
    1. (1) 総売上高は安定成長
    2. (2) 地域別売上高
  3. 売掛金の回収
  4. 利益 
    1. (1) 利益総額は顕著な伸び
    2. (2) 利益総額上位10省・直轄市
    3. (3) 医薬工業の利益が大幅に増大した要因
    4. (4) 利益増加についてのまとめ
  5. 売上高 
    1. (1) "純売上高"・"総売上高"・仕入額
    2. (2) 病院での売上が大幅に反発
      1. 1_ 病院市場規模の推移
      2. 2_ 病院市場では、合弁会社、輸入医薬品の比重が高まる
      3. 3_ 病院市場の薬効別購入額
      4. 4_ 病院の購入額と輸入品
      5. 5_ 「処方管理弁法」が2007年5月実施
    3. (3) 薬効別市場規模 
      1. 1_ 抗潰瘍剤の市場規模推移
      2. 2_ 血液製剤の市場規模推移
      3. 3_ 皮膚科用剤の市場規模推移
      4. 4_ 糖尿病薬の市場規模推移
      5. 5_ 循環器系薬の市場規模
  6. 小売市場
    1. (1) 小売市場の地位が徐々に上昇
    2. (2) 小売市場は穏やかな伸び
    3. (3) 中国の薬局 チェーン薬局が伸びる
  7. 「第三終端」の売上が急成長
  8. 輸出入
IV. 2008年の医薬関連市場に及ぼす影響因子
  1. まとめ
  2. マクロ経済因子
    1. (1) 世界経済は先行き不透明
    2. (2) 世界医薬市場の成長がペースダウン
    3. (3) 世界の医薬品市場における中国の地位が上昇
    4. (4) 中国のマクロ経済は急成長
    5. (5) インフレ圧力が徐々に現れる
    6. (6) 2008年の中国経済の行方
    7. (7) マクロ調整力の強化
  3. 薬品市場秩序の改善と規範化が一段落
    1. (1) 処理対策プロジェクトの主な内容
    2. (2) 処理対策プロジェクトの全面的な推進
    3. (3) 改訂「薬品登録管理弁法」が2007年7月公布
    4. (4) 改訂「薬品登録管理弁法」の追加内容
    5. (5) 漢方薬登録管理補足規定(討論稿)の意見公募始まる
    6. (6) 医薬品GMP認証検査評価基準(試行)が2008年1月実施
    7. (7) 売上規模の拡大と集約化
      1. 1_ 製薬上位100企業の規模が拡大
      2. 2_ 卸企業の売上規模の大型化、集約化の傾向が顕著
    8. (8) 「処理対策プロジェクト《进专项整治》の全面的な推進」のまとめ
  4. 新医療体制改革案
    1. (1) 医療体制改革の枠組みは確定
    2. (2) 医療体制改革により拡大する市場規模
    3. (3) 都市住民基本医療保険がスタート
    4. (4) 新型農村合作医療制度の確立
    5. (5) "社区"医療衛生システムの確立
    6. (6) 新型農村合作医療と地域医療衛生システムの確立の影響
    7. (7) 新型農村合作医療政策がもたらす市場規模の拡大は
    8. (8) 地域医療システムの確立による市場規模の拡大は
    9. (9) 出稼ぎ農民が都市労働者医療保険に加入した場合、市場規模の拡大は
    10. (10) 都市・農村住民すべてカバーする医療保障システムによる市場規模の拡大は
  5. 医薬分業 
    1. (1) 概要
    2. (2) 意義と影響
  6. 基本薬品制度の確立 
    1. (1) 概要
    2. (2) 都市・農村基本薬使用に関する細則
    3. (3) 第一期都市部・農村基本薬指定生産企業による生産
    4. (4) 新医療体制改革案のまとめ
  7. 薬価政策
    1. (1) 薬価は、ポスト引き下げ時代に
    2. (2) 国家発展改革委員会の施策と影響
    3. (3) 国家発展改革委員会が初めて定価目録を変更
    4. (4) 処方薬は、すべてを政府定価とする方向へ
    5. (5) 中央と地方の価格主管部門の価格決定権限を明確化する
    6. (6) 流通段階での価格の上乗せを抑制する
    7. (7) 価格政策により新薬開発を奨励
    8. (8) 新薬とジェネリック薬の価格は今後、異なる原則の下に設定される
    9. (9) 薬価政策の影響
  8. 入札による医薬品の購入
    1. (1) 入札導入の歴史的経緯
    2. (2) 広東モデル: インターネット入札
    3. (3) 広東モデルで導入された「二票制」について
    4. (4) 河南モデル: 入札最低予想価格で入札
    5. (5) 福建モデル: 二つの購入の「場」《平台》が共存する
    6. (6) 寧夏モデル: 医薬品の直接提供
    7. (7) 入札による薬品購入についてのまとめ
  9. 環境保護 
    1. (1) 環境保護の要請により原薬工場が生産停止へ
    2. (2) 新たな汚染物質排出基準を2008年に実施予定
  10. 原薬の輸出税還付率の引下げ
  11. 原薬価格の上昇
  12. 医薬業界の買収ブームにともなう産業構造の変化
    1. (1) 買収による産業構造の再編
    2. (2) 典型的な外資系企業の合弁会社設立事例
    3. (3) 中国企業内の再編
    4. (4) 中央直属企業の再編
V. 医薬関連市場2008年の予測
  1. 定量的分析
    1. (1) モデル設定
    2. (2) 中国の医薬市場発展に関わる歴年データ
    3. (3) 2008年の医薬関連市場予測
  2. 定性的分析
    1. (1) 2008年の医薬市場の主な特徴
VI. 製薬企業
  1. 製薬企業上位100社
    1. (1) 製薬企業上位100社の市場規模
    2. (2) 上位100社リスト
    3. (3) 主要製薬企業27社の概要
  2. 外資系企業と合弁会社
    1. (1) 外資合弁会社
    2. (2) 外資合弁会社の市場占有率
    3. (3) 外資系合弁会社上位10社の概要
    4. (4) 日本の製薬企業の合弁会社と拠点
VII. 参考資料
  1. 医療関係の主な政府機関と部局
  2. 中国 近年の衛生改革
  3. 医療機関
  4. 病院の区分
  5. 外資系企業の中国名
VIII. SFDA南方医薬経済研究所 概要

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