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市場調査レポート
2009年版 バイオ医薬品受託製造企業の現状と将来展望
発刊日 | 2009-07-01 |
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体裁 | A4 / 200ページ |
発行 | 株式会社シード・プランニング |
備考 | ※ご発注後に印刷するため、5営業日以内に発送いたします。 |
販売価格 |
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- 国内外でのバイオ医薬品受託製造先選定のための最新情報を独自に調査!
- 今後の国内バイオ医薬品受託製造企業の展開は?国内市場活性化のための課題は?
- 海外主要企業15社、国内注目企業12社の詳細情報を掲載!
本書において調査対象としたバイオ医薬品受託製造企業は、遺伝子組み換え、細胞融合、動物細胞・微生物培養などからなるバイオテクノロジー技術をベースに、バイオ医薬品を受託製造することを主たる事業として展開している企業で、BCMO(Biopharmaceutical Contract Manufacturing Organization)と呼ばれています。
世界にBCMO企業は200社存在すると言われていますが、主力企業は欧米に固まっています。ベーリンガーインゲルハイム(独)、ロンザ(スイス)、DSM(オランダ)、サンド(独)が上位4社であり、これら4社は世界のバイオ医薬品受託市場の5割以上を占めています。次いでダイオシンスバイオテクノロジー(米)、セルトリオン(韓国)、アベシア(英)が続き、上記7社が世界市場をリードしています。
一方、日本は、技術・設備対応力において海外に大きく遅れをとっており、旭硝子と東洋紡バイオロジックスの2社がかろうじて国際レベルに達していると言えるに過ぎません。
このような背景には、日本の製薬企業においてバイオ医薬品(特に抗体医薬)の開発・商業化が欧米に比べて遅れており、ごく最近まで受託製造のニーズがあまり求められていなかったことがあります。現在では、協和発酵キリン、中外製薬など、これまで日本のバイオ医薬品を牽引してきた少数の企業のほかに、武田薬品、アステラス製薬、第一三共などのビッグファーマにおけるバイオ医薬品の開発が本格化し、その関連の研究支援サービスや治験薬製造を中心とするアウトソーシングニーズは増加傾向にあります。しかし国内にはGMPに準拠した設備を持つBCMO企業が数少ないことから、海外のBCMO企業がその受け皿となっているのが現状です。
本書では、前述のような状況を踏まえ、海外15社、国内12社のBCMO企業の最新動向を調査し、今後のバイオ医薬品市場拡大に伴い、バイオ医薬品受託製造市場がどのように展開していくのか、また、国内市場が活性化するためにはどのような課題を克服しなければならないのかを考察しました。
今後BCMO企業にアウトソーシングを考える製薬企業様、新たにBCMO市場に参入を考える企業様の事業戦略にお役に立てていただけましたら幸いです。

株式会社シード・プランニング
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