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市場調査レポート

うつ病治療の現状と将来展望

〜 パキシルの独走は続くのか? 〜

I023771

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発刊日 2008-07-30
体裁 A4 / 73ページ
発行 株式会社シード・プランニング
備考 ※ご発注後に印刷するため、5営業日以内に発送いたします。
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ポイント
  • 専門医と内科医の薬物療法の違い
  • SSRIとSNRIの使い分け
  • パキシルの評価
  • WHOはうつ病が2020年には虚血性心疾患に次いで第2位となり、経済的打撃は全ての疾患の中で最も大きくなると予測しています。
  • 精神障害の労災認定が増加傾向にあります。
  • 行政も対策に乗り出し、2007年6月、自殺総合対策大綱を策定しました。
  • うつ病を自覚していない患者は初診の際、一般内科を受診する割合が高くなっています。
  • SSRIとSNRIの登場により、抗うつ薬の国内市場は急速に拡大しましたが、薬物療法は効果が現れるまでに2週間以上を要します。
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調査資料の特徴

医療・医薬の調査に25年間携わってきたシード・プランニングが、蓄積してきた市場に関する各種データ、治療に関する最新情報をまとめ、さらにオピニオンリーダー医師のヒアリング調査を実施することにより得られた情報をもとに、当該疾患市場の現状と今後の方向性を分析します。


調査方法

  • シード・プランニング保有情報、最新情報の収集・整理
  • 心療内科・精神科・神経科・精神神経科医師、内科GP対象インターネット調査(約100名)
  • オピニオンリーダー医師ヒアリング調査(3名、内1名は産業医)

目次

I 要旨
II 総合分析
  1. 患者数の動向
    1. (1) 患者数の推移
    2. (2) 増加が著しい年代
    3. (3) 将来推計
  2. 診断基準
    1. (1) DSM−IV-TRによる診断
    2. (2) Hamiltonうつ病評価尺度 (HAM-D)
    3. (3) 他の疾患との鑑別
  3. 受療状況 (内科と専門医)
    1. (1) 1カ月間の診療患者数
    2. (2) 他の診療科からの患者紹介
  4. 薬物療法
    1. (1) 治療パターン
    2. (2) うつ病治療に使用される主な薬剤
  5. 抗うつ薬の使用実態 (内科と専門医)
    1. (1) 作用機序別の使用状況
    2. (2) SSRIの使用状況
    3. (3) SNRIの使用状況
    4. (4) 三環系抗うつ薬の使用状況
    5. (5) 四環系抗うつ薬の使用状況
    6. (6) ベンゾジアゼピン系抗不安薬・睡眠薬、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の使用状況
    7. (7) スルピリド (定型抗精神病薬) の使用状況
    8. (8) トラゾドンの使用状況
    9. (9) リチウムの使用状況
    10. (10) 非定型抗精神病薬の使用状況
    11. (11) リタリンの適応除外による影響
  6. 第一選択薬 (内科と専門医)
    1. (1) 第一選択薬
    2. (2) 第一選択薬の効果判定期間
    3. (3) 第一選択薬の効果が不十分な場合の対処
  7. SSRIとSNRIの比較 (内科と専門医)
    1. (1) 効果発現までの期間
    2. (2) 反応率
    3. (3) 寛解率
    4. (4) 抗不安作用
    5. (5) 精神賦活作用
    6. (6) 自殺との因果関係
    7. (7) 自殺以外の副作用
    8. (8) 投与量の調整し易さ
    9. (9) メーカーの営業力
  8. パキシルの評価 (内科と専門医)
    1. (1) パキシルが最も多く使用されている理由
    2. (2) パキシルに特有の問題
  9. ジェネリック医薬品に変更したくない薬剤 (内科と専門医)
  10. 薬物療法以外の治療法
    1. (1) 認知療法、通電療法、経頭蓋磁気刺激療法
    2. (2) 栄養療法 (サプリメント) への関心 (内科と専門医)
  11. 現状の治療における課題 (内科と専門医)
    1. (1) 患者からの要望
    2. (2) 抗うつ薬の処方
    3. (3) 抗うつ薬の斬減方法
    4. (4) 効果は認めるが使いにくい薬剤
    5. (5) 薬物療法以外の課題
    6. (6) 非専門医による治療
  12. 市場動向
    1. (1) 市場規模、製品売上高
    2. (2) 新薬開発状況と医師の関心
    3. (3) 市場予測
III 産業界・行政動向
  1. 労働者のメンタルヘルス
    1. (1) 精神障害による労災
    2. (2) 産業医からみた「うつ」
    3. (3) 労働者のメンタルヘルスケア
  2. 行政動向
    1. (1) 法整備
    2. (2) 自殺対策
図表

表1 総患者数の内訳
表2 年齢階級別/性別総患者数内訳と増加率
表3 DSM−IV-TRによる気分障害の分類
表4 大うつ病エピソード
表5 Hamiltonうつ病評価尺度
表6 うつ病治療に使用される主な薬剤
表7 パキシルに特有の問題 (SSRI全体の問題は除く)
表8 うつ病治療に使用される主な薬剤の売上高推計
表9 うつ病治療に使用される主な薬剤の薬価推移
表10 開発中の主な抗うつ薬

図1 気分[感情]障害の総患者数 (躁うつ病を含む) の推移
図2 気分[感情]障害の総患者数の将来予測
図3 1ヶ月間に診療している、うつ病患者数の回答医師割合
図4 初診で来院したうつ病患者割合の回答医師割合
図5 全患者に占める、うつ病患者割合の回答医師割合
図6 うつ病の薬物療法
図7 使用している治療薬の回答医師割合
図8 SSRIの使用医師割合
図9 SNRIの使用医師割合
図10 三環系抗うつ薬の使用医師割合
図11 四環系抗うつ薬の使用医師割合
図12 ベンゾジアゼピン系抗不安薬の使用医師割合
図13 ベンゾジアゼピン系睡眠薬の使用医師割合
図14 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の使用医師割合
図15 スルピリドの使用医師割合
図16 トラゾドンの使用医師割合
図17 リチウムの使用医師割合
図18 非定型抗精神病薬の使用医師割合
図19 リタリンの適応除外による影響、回答医師割合
図20 最も多く使用する第一選択薬の使用医師割合
図21 SSRIの効果判定期間、回答医師割合
図22 第一選択のSSRIが効果不十分な場合の対処、回答医師割合
図23 効果発現までの期間の優位性、回答医師割合
図24 反応率についての優位性、回答医師割合
図25 寛解率についての優位性、回答医師割合
図26 抗不安作用についての優位性、回答医師割合
図27 精神賦活作用についての優位性、回答医師割合
図28 SSRI、SNRIと自殺との因果関係、回答医師割合
図29 自殺以外の副作用についての優位性、回答医師割合
図30 投与量の調整し易さについての優位性、回答医師割合
図31 メーカーの営業力についての優位性、回答医師割合
図32 パキシルが最も多く使用されている理由、回答医師割合
図33 ジェネリック医薬品に変更したくない薬剤、回答医師割合
図34 サプリメントへの関心、回答医師割合
図35 抗うつ薬に対する患者からの要望、回答医師割合
図36 薬物療法を拒否する患者割合、回答医師割合
図37 抗うつ薬の斬減方法で困っていること、回答医師割合
図38 効果は認めるが使いにくい薬剤、回答医師割合
図39 関心の高い国内未承認薬、回答医師割合
図40 抗うつ薬の売上高予測
図41 精神障害による労災認定件数
図42 ストレス等を感じる労働者の割合
図43 職業生活におけるストレス等の原因
図44 自殺した労働者数の推移
図45 産業医からの患者紹介、回答医師割合
図46 復職支援のための制度を設けている主要企業
図47 改正労働安全衛生法、改正のポイント
図48 2007年の自殺者の原因と動機


シリーズ既刊

生活習慣病系 糖尿病治療の現状と将来展望 2007年12月発刊
脂質異常症治療の現状と将来展望 2008年 8月発刊
中枢神経系 パーキンソン病治療の現状と将来展望 2007年12月発刊
アルツハイマー病の診断・治療の現状と将来 2008年 7月発刊
呼吸器系 COPD治療の現状と将来展望 2008年 5月発刊

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