市場調査レポート
2014年版 高齢者/病者用食品市場総合分析調査
発刊日 | 2014-05-01 |
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体裁 | A4 / 300ページ |
発行 | 株式会社シード・プランニング |
備考 | ※製品別売上データはエクセルファイル形式となります。 ※製品別売上データのみの販売はありません。 ※書籍版はご発注後に印刷するため、5営業日以内に発送いたします。 |
販売価格 |
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- 高齢者/病者用食品関連企業の取り扱い実態
- 2008年~2012年までの販売実績、2017年までの売上予測
- 濃厚流動食、ゼリー類、とろみ増粘剤の商品別売上推移を把握
- 販売ルート、今後の注力チャネル、注力分野を調査
- 各社の販路別戦略、在宅向け取り組みを調査
わが国は、諸外国に例を見ない速さで高齢化が進み、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は2012年で24.1%となり、まさに「超高齢化社会」を迎えようとしています。今後、「団塊の世代」が65歳以上となる2015年の高齢者人口は3,395万人になり、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には3,657万人に達すると見込まれ、その後も高齢者人口は2042年まで増加を続けます。
このような時代背景を踏まえ、高齢者/病者用食品のニーズは年々高まっており、市場は年率5%前後の成長を続け、2013年度の市場規模は高齢者用食品(濃厚流動食品、咀嚼・嚥下補助食品)が1,115億円、病者用食品(腎臓病対応食品、糖尿病対応食品など)が349億円となりました。
しかし、需要の増加に伴い、高齢者/病者用食品に対する理解の促進、利用に向けた社会システムの構築は大きな課題です。そのため農林水産省では、2013年10月から「介護食品のあり方に関する検討会議」を設置、「介護食品の定義の明確化」「ネーミングを含む介護食品の普及」「食品事業者の行動規範の策定」「介護食品の利用に向けた社会システムの構築」に関する4つのワーキングチームで検討を続けています。
また、食品の提供事業者でも2012年12月に「日本メディカルニュートリション協議会」が設立され、治療食品の普及と安全・適性な使用のために、適切な情報提供・販売活動に関する自主基準が制定されています。
2014年版の当資料では、上記のような状況を踏まえ、関連企業様の開発動向、商品販売動向を時系列に捉え、今後の高齢者/病者用食品市場を予測しました。
プレスリリース
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詳細は以下のページをご覧下さい。
調査項目
(1) 販売実績(2008年~2012年)と売上予測(2013年~2017年)
(2) 食品分野別取り扱い状況
(3) 主要売上商品と販売額
(4) 2013年度新商品
(5) 販売ルート(全病食、医薬品卸、食品卸、病院給食事業者、直販/通販)
(6) 施設向けと在宅向けの比率
(7) 今後の注力分野、注力商品
(8) 在宅向け取り組み(通販事業、通販以外)
調査対象
【調査対象商品】
濃厚流動食品、咀嚼・嚥下補助食品、腎臓病対応食品、糖尿病対応食品、
褥瘡・PEM対応食品、鉄・カルシウム・ファイバー補強食品、大腸検査食品
【調査対象企業】
主要参入企業45社 (味の素、キユーピー、クリニコ、テルモ、ネスレ、ヘルシーフード、明治など)
目次
はじめに
調査概要
調査対象企業リスト
Ⅰ.調査結果のまとめ
1.高齢者/病者用食品市場規模推移と予測
2.食品分野別市場規模推移(2008年度~2012年度)
3.食品分野別市場規模予測(2013年度~2017年度)
4.企業別参入分野
5.企業別販売高推移(2009年度~2013年度)
6.質問別調査結果
(1)2013年度販売ルート別比率、今後の予測、今後の注力ルート
(2)2013年度施設と在宅の比率、今後の予測
(3)今後の注力分野、注力商品
(4)在宅向け取り組み
Ⅱ.市場規模編: 食品分野別、企業別、商品別販売動向
1.濃厚流動食品、栄養・水分補給飲料
(1)市場規模、市場動向 (2008年度~2017年度)
(2)企業別販売動向 (2008年度~2013年度)
(3)企業別販売額とシェア (2013年度見込み)
(4)カテゴリー別販売動向
1)容器
2)物性
3)濃度
(5)商品別販売動向 (2011年度~2013年度)
(6)<参考>経腸栄養剤(医薬品)の市場規模
2.咀嚼・嚥下補助食品
(1)市場規模、市場動向 (2008年度~2017年度)
(2)キザミ、ミキサー、ソフト食 企業別販売動向 (2011年度~2013年度)
(3)キザミ、ミキサー、ソフト食 商品別販売動向 (2011年度~2013年度)
(4)ゼリー・ムース類、ゼリー状飲料(液状・粉末) 企業別販売動向(2011年度~2013年度)
(5)ゼリー・ムース類、ゼリー状飲料(液状・粉末) 商品別販売動向(2011年度~2013年度)
(6)とろみ増粘剤・固形化補助剤 企業別販売動向(2011年度~2013年度)
(7)とろみ増粘剤・固形化補助剤 カテゴリー別販売動向(2011年度~2013年度)
(8)とろみ増粘剤・固形化補助剤 商品別販売動向(2011年度~2013年度)
3.腎臓病対応食品
(1)市場規模、市場動向 (2008年度~2017年度)
(2)企業別販売動向 (2011年度~2013年度)
(3)低たんぱく米飯販売動向 (2009年度~2013年度)
(4)低たんぱく米粒販売動向 (2009年度~2013年度)
4.糖尿病対応食品
(1)市場規模、市場動向 (2008年度~2017年度)
(2)企業別販売動向 (2011年度~2013年度)
5.褥瘡・PEM対応食品
(1)市場規模、市場動向 (2008年度~2017年度)
(2)企業別販売動向 (2011年度~2013年度)
6.鉄・カルシウム・ファイバー補強食品
(1)市場規模、市場動向 (2008年度~2017年度)
(2)企業別販売動向 (2011年度~2013年度)
7.大腸検査食品
(1)市場規模、市場動向 (2008年度~2017年度)
(2)企業別販売動向 (2011年度~2013年度)
Ⅲ.解説編
1.濃厚流動食品、栄養・水分補給飲料
(1)経静脈栄養法と経腸栄養法
(2)経腸栄養剤の種類
(3)濃厚流動食品の進化と半固形化栄養剤
(4)PEGの適応と造設者数
1)PEGの適応
2)PEG市場が伸びた理由
3)PEG増設患者数と診療報酬改定の影響
(5)総合栄養食品の許可基準
(6)水分補給に関する情報
1)経口補水液(ORS)と製品開発史
2)経腸栄養管理と水分補給
3)高齢者の水分補給
2.咀嚼・嚥下補助食品
(1)摂食・嚥下機能障害と原因
(2)嚥下障害者数
(3)摂食・嚥下機能障害の診断法と食事摂取
(4)粘度調整剤の進化
1)とろみ剤の進化
2)半固形化補助食品
(5)日本介護食品協議会と「ユニバーサルデザインフード」
(6)「介護食品のあり方に関する検討会議」(農林水産省)
3.腎臓病対応食品
(1)腎疾患の分類
(2)患者数
1)腎臓病総患者数
2)人工透析患者数(2012年末)
3)新規透析導入患者の原疾患(2012年末)
4)透析導入患者及び年末患者の平均年齢(2012年末)
5)慢性腎臓病(CKD)と患者数
(3)腎疾患と食事療法
1)CKDの食事療法
2)透析期の食事療法
3)糖尿病性腎症の栄養管理
(4)特別用途食品(低たんぱく質食品)
(5)腎臓病対応食品の開発
4.糖尿病対応食品
(1)糖尿病の分類
(2)糖尿病患者数
(3)高齢者と糖尿病
(4)糖尿病合併症
(5)糖尿病食事療法
(6)糖質調整流動食
5.褥瘡・PEM対応食品
(1)褥瘡
(2)褥瘡患者数
(3)褥瘡ハイリスク患者ケア加算、院内褥瘡発生者数
(4)褥瘡治療に必要な栄養素
(5)褥瘡治療のための食品
(6)PEM(Protein Energy Malnutrition)
(7)PEMリスク患者数
(8)PEM治療に必要な栄養素
(9)サルコペニア
6.鉄・カルシウム・ファイバー補強食品
(1)骨粗鬆症
(2)骨粗鬆症患者数
(3)骨粗鬆症と骨折
(4)骨粗鬆症に必要な栄養素
(5)貧血
(6)貧血患者数
(7)貧血に必要な栄養素
(8)下痢・便秘とその対策
7.大腸検査食品
(1)大腸がん患者数
(2)大腸がん検査と検査食
(3)開発経緯
Ⅳ.企業個表 (五十音順)
1.旭化成ファーマ(株)
2.旭松食品(株)
3.味の素(株)
4.アボットジャパン(株)
5.伊藤ハム(株)
6.伊那食品工業(株)
7.(株)H+Bライフサイエンス
8.大塚グループ(大塚製薬(株)、(株)大塚製薬工場、イーエヌ大塚製薬(株))
9.カイゲンファーマ(株)
10.カゴメ(株)
11.亀田製菓(株)
12.キッコーマン(株)
13.キッコーマンソイフーズ(株)
14.キッセイ薬品工業(株)
15.木徳神糧(株)
16.キユーピー(株)
17.協和発酵バイオ(株)
18.(株)クリニコ
19.(株)三和化学研究所
20.太陽化学(株)
21.テルモ(株)
22.(株)ニチレイフーズ
23.日清オイリオグループ(株)
24.日東ベスト(株)
25.日本水産(株)
26.ニュートリー(株)
27.ネスレ日本(株)
28.ハウス食品(株)
29.白十字(株)
30.林兼産業(株)
31.バランス(株)
32.(株)フードケア
33.(株)ふくなお
34.フジッコ(株)
35.ヘルシーフード(株)
36.堀井薬品工業(株)
37.ホリカフーズ(株)
38.(株)マルハチ村松
39.マルハニチロ(株)
40.三島食品(株)
41.(株)宮源
42.(株)武蔵野フーズ
43.(株)明治
44.(株)ヤヨイサンフーズ
45.和光堂(株)
Ⅴ.参考資料集
1.患者数、医療施設/介護施設の状況
(1)総患者数
(2)疾病別入院患者数
(3)医療施設の状況(施設数、病床数、在院日数)
(4)1日平均在在院患者数
(5)介護施設の状況(事業所/施設数、利用者数/在所者数、介護度)
(6)認知症高齢者の現状と介護サービス利用状況
2.保険制度
(1)医療保険制度
(2)介護保険制度
3.平成26年度診療報酬改定における基本的な考え方
4.高齢者(70歳以上)の食事摂取基準(2015年版)
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