- ホーム
- メディカル・バイオ
- 疾患別治療・治療薬(ドクター調査)
- 成人気管支喘息治療の実態と今後の方向性に関する調査 第一編
市場調査レポート
成人気管支喘息治療の実態と今後の方向性に関する調査 第一編
定性調査(専門医・一般医調査)編
発刊日 | 2004-09-07 |
---|---|
体裁 | A4 / 0ページ |
発行 | 株式会社シード・プランニング |
備考 | |
販売価格 |
|
ポイント
- ガイドラインの普及により治療はどう変化したか
- 現在の治療法は
- 欧米に較べて吸入ステロイド普及していない理由は
1999年に「喘息治療」に関する調査資料を発刊しましたが、その後、喘息治療に関する各種ガイドラインが発表され、喘息治療の方針がいっそう明確になってきました。また、長期作用型吸入β2刺激薬や、代替フロン製品などの新製品も上市されてきました。
こうした状況によって、治療に対する考え方、治療薬の使い方、治療上の問題点も変化していると思われます。
そこで、喘息治療の現状を把握し、市場の分析、新薬開発に有用な情報を収集すべく、調査を実施いたしました。
調査のポイント
- 【ガイドライン】
- この数年間に各種ガイドラインとその改訂版が発表された。
◆『喘息管理ガイドライン(1995年改訂)』
(1995年、1998年、2003年改訂)
◆『小児気管支喘息治療・管理ガイドライン』
◆『GINA』(2002年) - 吸入ステロイド剤を主とし、ピークフローメーターによる管理を推奨。
- ガイドラインの普及度は。
- ピークフローメーター、段階別治療、吸入ステロイドの実施状況は。
- ガイドライン発表による治療法の変化は。
- 実際の治療状況は。
- 専門医と一般医の違いは。
- この数年間に各種ガイドラインとその改訂版が発表された。
- 【吸入ステロイドの普及】
- 日本では吸入ステロイド剤型よりも、ロイコトリエン拮抗剤、β2刺激薬など、他の治療薬がよく使われている。
- その理由は。
- 患者の意識と医師の意識は。
- 吸入ステロイド剤普及による治療法への影響は。
- 吸入ステロイド剤普及に応じて、製品戦略・販売戦略をどのように立てるべきか。
- 【コンプライアンスと望ましい薬】
- 喘息治療では患者が「服薬法を遵守しない」「患者が受診しなくなる」ことが問題。
- それらの頻度は。
- 患者教育との関係。
- 剤型・デバイスの工夫でコンプライアンスは向上するか。
- 【合剤の使用意向】
- 吸入ステロイド剤と気管支拡張剤の合剤に対し、専門医は関心が高い。
- 一般医は関心が低い?
- どのような医師が合剤を使用するか。
- 合剤の採用による他の治療薬使用への影響は。
- 【経済的問題】
- 国立・県立病院でジェネリック使用の方針が出されてきた。
- 喘息治療が包括化されるなら、ジェネリックを使う可能性が考えられる。
- 喘息治療でのジェネリック使用に対する医師の考えは。
- 今後の使用意向は。
- 包括化の場合の使用意向は。
以上の点を明らかにするため、定性的、定量的両方面から調査を実施。 第一編では喘息専門医・内科医・開業医に対する深層面接調査、 第二編では全国の呼吸器科・内科系医師に対する郵送調査を実施。 また、喘息患者の治療に対する取り組み、治療に対する意見・要望などを調べるために、第三編として患者調査も計画しています。 |
調査対象
分類 調査対象 調査数 | ||
---|---|---|
喘息専門医 | 大学、大病院(300床以上)の専門医 (喘息・アレルギー・呼吸器) |
20名 |
内科医師 | 内科・呼吸器科系の病院勤務医師 | 20名 |
開業医 | 内科・呼吸器科系の開業医 | 20名 |
調査方法
訪問面接調査
(デプス)
調査項目
- ■市場編
-
- 将来患者数の予想
- 主要開発製品
- 喘息専門医のいる医療施設
- ■第一編:専門医・一般医へのデプス調査
1) 患者数 -
- 年齢別、重症度別、合併症別
- 既往歴の割合
- 年齢別、重症度別、合併症別
- 2) ガイドライン
-
- ガイドラインの参考度
- ガイドラインによる治療法への影響
- 3) 診断・検査
-
- ピークフローメーター・喘息日誌
- 患者指導の担当者
- 4) 治療
-
- 治療法・治療薬の実施割合
- 発作治療薬と使い方、長期管理薬の使い方
- 長期管理薬における剤型の使い分け
- 治療薬切替えの要因
- 難治性喘息の治療法、酸素療法
- 5) 治療薬の評価
-
- 主要薬効についての評価
- 代替フロン使用吸入剤についての評価
- 非使用製品についての非使用理由
- 吸入ステロイドの使用が日本では少ない理由
- 6) 今後の治療薬の使用予想
-
- 過去5年間における使用薬の変化
- 今後使用量が減る治療薬
- 今後使用量が増える治療薬
- 剤型に関する要望
- 新しい吸入ステロイドの使用意向
- 合剤の使用意向、問題点、使用対象
- 他剤への影響、合剤と他剤の使用割合
- 7) コンプライアンス
-
- 通院しなくなる患者
- 服薬コンプライアンスが悪いケース
- 8) ジェネリック
-
- 喘息治療におけるジェネリック使用の問題点
- ジェネリック使用意向
- 喘息治療包括化の場合の使用治療薬
- 9) 新薬の開発
-
- 望ましい開発品
- 小児用に望ましい治療薬
- 望ましい剤型
- 吸入ステロイドに対する要望
- 望ましい開発品
- 10) 新製品の使用条件
目次
- I.調査概要
- II.調査結果の要約
- III.調査結果
- II.調査結果の要約
- (1)患者数
- 年齢別患者数
- 重症度別患者数
- 合併症患者数
- 既往歴の割合
(2)ガイドライン- ガイドラインの参考度/
ガイドラインによる治療法への影響
(3)検査・患者指導- ピークフローメーター・喘息日誌
- 患者指導の担当者
- 治療法・治療薬の実施患者数
1.1.使用薬
1.2.治療法・治療薬の実施患者数
- 発作治療薬と使い方
- 長期管理薬の使い方
- 長期管理薬における剤型の使い分け
4.1.長期管理薬全般における使い分け
4.2.長時間作用性β2刺激薬における使い分け
4.3.吸入ステロイドにおけるMDIとDPIの使い分け
4.4.テオフィリン、ロイコトリエン拮抗剤の使用目的
(抗炎症作用)
- 治療薬切替えの要因
- 難治性喘息の治療法
- 酸素療法
- 主要薬効についての評価
- 代替フロン使用吸入剤についての評価
- 非使用製品についての非使用理由
- 吸入ステロイドの使用が日本では少ない理由
- 過去5年間における使用薬の変化
- 今後使用量が減る治療薬
- 今後使用量が増える治療薬
- 剤型に関する要望
- 吸入ステロイド
5.1.吸入ステロイドの使用意向とその条件
5.2.新しい吸入ステロイドの使用意向
- 吸入ステロイドとβ2刺激薬の合剤
6.1.合剤の使用意向
6.2.合剤の問題点
6.3.合剤の使用対象
6.4.合剤使用による他剤への影響
6.5.合剤採用後の、合剤と他剤の使用割合
- 通院しなくなる患者の割合
- 脱落患者に対するフォロー
- 服薬コンプライアンスが悪いケース
- 服薬コンプライアンスが悪いケースに対する対処
- 喘息治療におけるジェネリック使用の問題点
- ジェネリック使用意向
- 喘息治療包括化の場合の使用治療薬
- 望ましい開発品
- 小児用に望ましい治療薬
- 望ましい剤型
- 吸入ステロイドに対する要望
- 開発品の認知
- 製品採用に影響する要因
- 製品採用にとって重要な情報
- IV.市場編
-
- 将来患者数の予想
- 喘息専門治療の医療施設
- 参考資料
- V.添付資料(調査票)
当ページに記載されている市場調査レポートに関するご意見やご質問などございましたら、お気軽にご相談・お申し付けください。
(在庫終了)お問い合わせフォームへ株式会社シード・プランニング
〒113-0034 東京都文京区湯島3-19-11
湯島ファーストビル 4F
【TEL】 03-3835-9211(代)
【FAX】03-3831-0495